相続税の計算方法

相続税は以下の手順で計算されます。

1. 遺産の総額を把握する。
2. 遺産総額から非課税の財産及び債務・葬式費用を控除し、純資産価額を算出する。
3. 純資産価額に3年以内の贈与加算を行い、課税価格を算出する。
4. 課税価格から基礎控除(5千万円+1千万円×法定相続人数)を控除し課税遺産総額を算出する。
5. 法定相続人が法定相続分どおり取得したものとして、各法定相続人毎に税額を計算し相続税の総額を算出する。
6. 実際に相続する各人の取得財産に応じて相続税の総額を割りふる。
7. 各相続人個別の状況により税額の軽減等を行い、各相続人の納付税額が確定する。
   (1) 一親等・配偶者以外の者の二割加算
   (2) 3年以内の贈与財産に対する贈与税の控除
   (3) 配偶者・未成年者などの税額控除