遺産を相続人でどのように分割するか決まりましたが、遺産分割協議書 をどのように作成したらよいのでしょうか

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遺産分割協議書の作成方法

遺産分割協議書には特に様式は指定されておりません。内容が明確であるものであればどのような形式をとってもかまいません。 協議書に押印する印章は、印鑑証明を受けた実印を使用することになります。

遺産分割協議書の作成例

遺産分割協議書

平成○年○月○日に死亡した被相続人甲の遺産については、同人の相続人全員において分割協議を行った結果、各相続人がそれぞれ次のとおり遺産を分割し、取得することに決定した。

1、 相続人乙が取得する財産

(1) 札幌市中央区西24丁目10番地   宅地  510平方メートル
(2) 同所同番地所在  家屋番号95番
鉄骨鉄筋コンクリート2階建て居宅1棟
床面積420平方メートル
(3) 上記居宅内にある家財一式

2、 相続人丙が取得する財産

(1) ○○銀行○○支店  普通預金  5,633,850円
(2) ○○銀行○○支店  定期預金  8,000,000円
(3) ○○株式会社 株式 10,000口

3、 相続人乙が負担する債務

(1) 平成○年分の固定資産税    800,000円
(2) ○○銀行からの借入金     1,000,000円

上記のとおり相続人全員による遺産分割協議書が成立したので、これを証するため、本書3通を作成し、署名押印の上、各1通所持する。

平成○年○月○日
○市○町○○番地      相続人 乙   印
○市○町○○番地      相続人 丙   印